交通事故後に背中の痛みを感じたら接骨院へ

文責:院長 柔道整復師 市原 武

最終更新日:2024年02月23日

1 交通事故後の背中の痛み

 交通事故で背中を強打したわけではないのに、交通事故後に背中に痛みが生じる場合があります。

 背中の痛みの原因に思い当たることがないため、どのような対応をすべきかわからず、ひとまず湿布を貼ってみたものの、痛みが改善されず困っているという方もいらっしゃるかもしれません。

 あるいは、痛みがあるのにレントゲン写真では異常が見つからず、痛み止めを処方されたが、回復する気配がないという方もいらっしゃるかと思います。

 交通事故後のこのような背中の痛みは、首の捻挫が原因かもしれません。

 筋肉の緊張によって痛みを引き起こしている可能性がありますが、筋肉や筋膜の損傷をレントゲン写真で見つけることは容易ではありません。

 こういった痛みの原因を探るためには、事故の状況をお聞きした上で、お身体に直接触れたり、動かしたりしながら筋肉の状態や動きを確認していくことが大切です。

 型通りの処置ではなく、一人一人のお身体の状態をしっかりと確認した上で、その方に合った適切な施術内容で対応することが求められますので、まずは交通事故の施術を得意としている接骨院にご相談ください。

2 なぜ背中が痛むのか

 交通事故で首を痛めると、背中まで痛みが出るのはなぜだろうと不思議に思われる方もいらっしゃるかと思います。

 背中の痛みが首の損傷に起因する理由として、脊柱起立筋がダメージを受けた影響であることが考えられます。

 脊柱起立筋は、首から腰にかけてつながっている筋肉を指します。

 首の損傷によって、この筋肉が影響を受けて、周辺に付随している筋膜等が引っ張られて、背中に痛みが広がるのだといわれています。

3 痛みを放置せずに適切な施術を受ける

 直接ぶつけたり、捻ったりした覚えがないという理由から、交通事故後の背中の痛みを気のせいだと判断して、放置してしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし、交通事故で生じた背中の痛みは、適切な施術を受けずにいると、痛みが長引いたり、再発しやすくなってしまったりと、お身体にとってよいとはいえません。

 背中だけでなく、他の部位まで痛みが広がり、しびれやめまいなどの不調が現れる恐れもあります。

 筋肉の緊張をほぐすための施術を受ける等、適切な処置を受けないと、長期間に渡って背中の痛みに悩まされてしまう可能性もありますので、お早めに、交通事故施術を得意とする接骨院にご相談ください。

 早期の適切な対応が、早期改善に繋がります。

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